演歌歌手三山ひろし(41)が24日、都内で恒例の「カブトムシお渡し会」を行った。

カブトムシの飼育が趣味で、ブリーダー顔負けの知識を持ち主。自身が飼育したカブトムシを、ファンクラブの希望者に譲渡するという恒例行事で、今年で4年連続4回目。「今年のカブトムシは梅雨時からの酷暑で気温が高く蛹化(ようか)が早く、羽化不全がありました。また昨年のお渡し会の時期から産卵期を長くとることが出来ず産卵総数が少なくなってしまったので、去年より少ない30数匹の羽化数となりました」と報告した。

例年よりも羽化数が少なかったとはいえ、飼育の難しい希少なオオクワガタのオスも5匹を譲った。「飼育マット交換タイミングや菌糸瓶の使用方法などカブトムシ、クワガタの飼育はいろいろとコツがあります。ぜひ、皆さんも次の世代につなげる飼育をしてみてください。もし今年限りになってしまったら、標本にする展足(てんそく)にも挑戦してみてください」と呼び掛けた。