投資トラブルの渦中にあるTKO木本武宏(51)が、投資先から返金がなされない場合は、自ら立て替える形で、いったん出資者に返金した上で、投資先に返金を求めていく意向であることが25日、分かった。木本はタレントや一般人らの出資者を、投資家に紹介こそしたが運用はしておらず、出資金は出資者から投資先に直接、流れている。ただ、自分が紹介しなければ今回の事態は起きなかったと深く後悔しており、自ら立て替えてでも、人生をかけて出資者への返金を考えているという。

木本の個人事務所によると、投資先とは2年前に知人を介して知り合い芸人、一般人含めて投資話を持ち掛けた。投資はFX(外国為替証拠金取引)と不動産関係が主だが、同関係者は「どこの不動産に投資していたのか詳細は分からない。本当に投資していたかも含めて調査中」とした。

互いに弁護士を立てて話し合っているが、投資先の弁護士からの返答は「今、すぐには返金できません」の一点張りだという。そういう状況の中、木本は周囲に「(投資を紹介した人を)だますつもりはなかった」とする一方で「(投資先に)だまされた」とも口にしているという。木本自身、巻き込まれた部分も少なからずあると感じており、投資先に対して刑事、民事の両面で法的措置をすべく弁護士に一任して動いている。

木本は芸能活動を継続するが、騒動の解決を最優先に考えている。パワハラ疑惑が報道され20年3月に松竹芸能を退所した、木下隆行(50)とのコンビも解散しない意向だ。木本の個人事務所の関係者は「木下さんには大変、心配をおかけしており恐縮です」と、木下が木本を気遣っている様子を明かした。その上で「(騒動が)解決されれば、互いに話し合いをして方向性を決めていきたいと思います」とも語った。

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