13日に国立代々木競技場で予定された人気ゲーム配信者らが登場するイベント「ストリーマーフェス」で、台風8号の接近による中止や出演者の辞退が直前に発表されたことについて、イベントを共催したUUUMが15日、公式サイトに文書を掲載し、「説明が不明瞭」だったとして謝罪した。

同イベントは前日の12日に、台風接近による中止を発表。また11日には、出席予定だった人気ストリーマーの関優太とk4senの辞退が発表されたが、いずれも直前のタイミングだったことなどから、SNS上で不満の声などもあがっていた。

同イベントと連動する14日の「オールスター大運動会@代々木競技場」では、人気YouTuberのHIKAKINが、ステージに上がった不審者に接触された。HIKAKINやスタッフにけがなどはなかったものの、こちらも騒動となっている。

▽以下、UUUMの発表文

 

UUUM株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:梅景匡之)が8月13日に共同開催を予定し、台風上陸の影響を受け中止となった「ストリーマーフェス」について、ご説明が不明瞭な形となり、皆さまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしてしまったことについて、深くお詫び申し上げます。

改めて、経緯についてご説明させていただきます。

<1>運営は本イベント開催に向け、感染予防ガイドラインに則った体制を整えておりました。しかしながら、当初予想を大幅に上回る推移で感染者数が急増したことにより、会場側の要請などをふまえ、7月29日の時点でより高次の対策レギュレーションを導入することを判断いたしました。

そのため、会場側および運営委託先各社と、レギュレーションの検討を重ねた結果、それまでに各出展ブースにて準備されていた企画の実施が不可能となり、大幅に企画変更していただく必要が発生した事実がございました。

この一連の進行に時間を要してしまったことにより、各出展者およびご来場予定の皆さまに向けた情報伝達および告知が遅れてしまったことにつきまして、お詫び申し上げます。

 

<2>関優太さん、k4senさんに関連する件について、ご説明させていただきます。

ご両名の参加辞退の発表に際しては、ご両名の所属事務所「ZETA DIVISION(GANYMEDE株式会社)」(以下、ZETA)より、感染症対策およびそれに伴う企画変更を事由とした参加辞退の申し入れがあり、当社との間で継続的に協議を重ねて参りましたが、最終的に折り合いがつかず、双方合意の上で先の発表をさせていたただきました。

しかしながら、発表が遅くなってしまい、またその発表内容が不明瞭な形となってしまったため、ご両名ならびに来場予定の皆さまにご不安な思いをおかけすることとなってしまいました。

本件<2>の経緯について、UUUM、ZETA、関優太さん、k4senさんの4者間で、改めて対話をし経緯について認識を共有したうえで、以上の通りご報告させていただく次第です。

ご来場を楽しみにされていた皆さまへ、重ねてお詫び申し上げます。