お笑い芸人ケンドーコバヤシ(ケンコバ=50)が主演を務めるCSチャンネル「映画・チャンネルNECO」のドラマ「桃色探訪~伝説の風俗~」の第7弾「上野編」が26日(深夜11時30分)から放送される。

ケンコバ演じる、しがないサラリーマン・梶山恒夫が月に1度の風俗通いを何よりの生きがいとして、極上のサービスを追い求める作品。好評につきシリーズ化され、今回のテーマは「大正浪漫ヘルス」で展開される。大正時代にタイムスリップした設定でプレーを楽しむ内容となっている。

ケンコバは、ゲスト出演するくっきー!(46)について「くっきー!はくっきー!らしい役で出たんでね。みんながだんだんわからなってるけど、やっぱ本来かかわってはいけない人ですから。それがよく出てたと思うんです。この人とかかわったらあかんわっていう。ぴったりでしたね」とはまり役だったと振り返った。撮影以外ではお互いの趣味である車やバイクの話で盛り上がったという。

ケンコバを「一番尊敬している先輩」と話したくっきー!は同シリーズを知っていたという。「正直、出演を受けるのはビクビクでしたが、コバさん主演なので受けるしかないって感じでしたね」とオファーを受けた際を振り返った。

役作りについては「役作りをしないという役作りですかね。平場で現場に入って、素の状態で監督の考えや意見を取り入れながら現場で役を練り上げていった感じです。すみません、ただそもそも事前に台本をほとんど読んでいなかっただけです(笑い)」とくっきー!節をさく裂させた。

ケンコバとの共演については「コバさんとドラマの現場で一緒になるのは初めてで、普段の現場の穏やかな雰囲気とは全然違いましたね。キリっとしていて、スイッチの入れ方が違うんでしょうね。『さすがだな。ああ、格好良い』って思いました。でこに縦にシワが入っているコバさんは初めて見ましたよ(笑い)」。

見どころを問われると「コバさんとの付き合いも長くなりましたので、夫婦(めおと)のような掛け合いというか、ターンのラッシュが繰り広げられていると思います。『ああ言えばこう返して、ああ返されたらこう返す』、その繰り返しを見てほしいですね」とアピールした。

セクシー女優のゲストも豪華だ。戸田真琴(26)が出演する。ケンコバは「戸田さんは自分でメガホン握っている方ですからね。映画とか撮っているらしいですからね、逆に監督とかプレッシャー感じていたんじゃないですかね。一瞬パニクっているシーンありましたからね(笑い)。これどうしたらいい? って。戸田さん見たらちょっとくすって笑っていました」と撮影の裏側を明かして笑いを誘った。【佐藤成】