TBS系「水曜日のダウンタウン」の企画から誕生し、安田大サーカスのクロちゃん(45)がアドバイザーを務める女性5人組アイドルグループ「豆柴の大群」のカエデフェニックス(24)が、グループから脱退し、所属事務所のWACKから退所すると25日、公式サイトなどで発表された。12月17日にヒューリックホール東京で行われるツアーファイナルをもって脱退、退所するという。

カエデフェニックスは公式サイトでコメントを発表した。現在同グループでは「MUST CHANGE PROJECT」と銘打った企画が進行中で、「グループ全体が大きく変わろうとしている中、自分がこれからも豆柴の大群としてステージに立ち続けていくことに自信が持てなくなってしまいました」と脱退の理由を説明。「応援してくれた方の期待を裏切る決断をしてしまい申し訳ありません」と謝罪した。

グループ加入からの3年間を振り返り、「2019年12月から約3年、苦手なことばかりで不器用な私が豆柴の大群として活動を続けることができたのは、たくさんの人の支えがあったからです」と感謝。「私を豆柴の大群に導いてくれた(プロデューサーの)渡辺さんやクロちゃん、支えてくれたスタッフの皆さんや関係者の皆さん、たくさんの時間や感情を共有したメンバー、そしていつも愛をくれた豆粒(ファンの総称)、本当にありがとうございました」とし、「これまでの幸せな出会いと経験を糧にこれからは別の道で頑張っていきます」と伝えた。

さらに「豆柴の大群の目標は東京ドームでライブをすることです。これから新メンバーを迎え、進化していく豆柴の大群ならきっとかなえられるはずです」と思いを託した。「私はステージではなく客席からになってしまいますが、その景色の一部になれる日が楽しみです。これからも豆柴の大群をよろしくお願いします」とつづった。