シンガー・ソングライター平井大(31)が28日、東京・日本武道館で、全国ツアーの東京公演を開催した。同所でのライブは初めて。会場のカップルにキスを呼び掛ける一幕もあった。

中盤で「見渡す限り、幸せそうなラブラブなカップルの皆さんがたくさんいらっしゃいますね。最近記念日だった、みたいなカップルの方はいらっしゃいますか?」と問い掛けた。今年8月にフォトグラファーの妻、Lady Brownとの間に第1子が誕生。手を挙げたカップルを見て「うらやましいぜ。俺の愛するワイフは、愛する子どもと待っていて、今一緒にいられないから。うらやましいです」と笑った。

さらに「ラブラブなおふたりに、次の曲をお届けします。曲の途中とかでチューしても全然OKだよ。するよね?」とリクエスト。「うちはすぐするけどね。今ここにワイフがいたら、すぐするけど。どう?」と尋ねて、笑いを誘っていた。

ライブでは今年のテレビ朝日系「熱闘甲子園」テーマソングにもなった「栄光の扉」など20曲以上を披露した。ファン8000人を魅了した。本編ラストでは「マイホームタウン、東京。楽しめましたか皆さん。お会いするたびに、大きな希望をもらって。パワーをくれます、皆さん。サンキューベリーマッチ」と感謝し、大きな拍手を浴びた。来年5月に関西、6月に関東でビーチライブを開催することも発表した。

アンコールでは、第1子誕生を受けて9月にリリースした楽曲「My Little Rose」も歌った。「今年の8月、ダディになりました!」とあらためて報告。「こんなのが父親で大丈夫かな、って自分が一番思っているから、言わないで」と笑わせた。「元気に生まれて来てくれて、毎日毎日ありがとうって気持ちでいっぱいです。そそして愛するマイワイフ。本当にサンキュー。アイラブユー」と伝えた。