ウッチャンナンチャン南原清隆(57)天野ひろゆき(52)ビビアン・スー(47)が3日、日本テレビ系音楽特番「ベストアーティスト2022」(午後7時)に生出演し、20年ぶりにブラックビスケッツを一夜限りで再結成した。代表曲「Timing」とデビュー曲「STAMINA」のスペシャルメドレーを披露した。

3人は当時のキャラクターの南々見狂也(南原)天山ひろゆき(天野)ビビアンとして、オレンジ色のコスチューム姿で登場。「ウィーアーブラックビスケッツ!」と絶叫した。ビビアンはこの日のために緊急来日。20年ぶりの再会を果たし、ビビアンは「みんな痩せたね。びっくりした」としみじみとひと言。南原は「疲れがピーク。コルセットで頑張ります!」と宣言した。

その後は再結成の流れをVTRで流した。南原と天野はすぐに合流したが、ビビアンの連絡先は分からず。ダメもとでインスタグラムにダイレクトメッセージで、2人のコスチューム姿の写真を送ると、まさかの返信が。ビビアンからボイスメモで「うそでしょ~アニキ(南原)天野くん元気ですか~? どうして2人この格好してますか、20年間毎日この格好ですか? 年末っていつですか~?行きたい」と肉声が返ってきた。

本番4日前に20年ぶりの再会を果たすと、3人は抱き合って喜んだ。ビビアンはすかさず南原に「アニキ~肌が昔から一緒ですね」と厳しいツッコミを入れるなどにぎやかな時間を過ごした。当時、ロケ代を削減するために3人でラブホテルに宿泊した名シーンなどが登場した。

ブラックビスケッツは日本テレビ「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」から誕生し、97年1月に初登場。当初は内村光良、千秋、ウド鈴木の3人で結成されたポケットビスケッツ(ポケビ)に対抗するため結成された。同年「STAMINA」でデビュー。98年には「ポケビ」とともにNHK紅白にそろって出場した。99年に活動休止、2002年に限定的に復活した。