第55回ミス日本コンテスト2023が23日、都内で行われ、ファイナリスト13人の中から関学大2年の吉岡恵麻さん(20)がグランプリに輝いた。

ファイナリストそれぞれが自身でコーディネートしたドレスで参加した前日審査に続き、着物、ドレス、スポーツウエアでの審査、質疑応答を実施。「まさか選んで頂けるなんて夢を見ているような感じがします。さらに夢に向かって努力をしていきたいと思います」と語った。

神社仏閣巡りが趣味で、御朱印帳は近々5冊目を突破するという自他共に認める古典文学女子。今の気持ちをあらためて問われ、特技の百人一首から「永らえば またこの頃や しのばれむ、憂しと見し世ぞ 今は恋しき」と詠んだ。

その心を問われると「長く生きていればきっと辛いことも乗り越えられるというような意味。今回の勉強会でも周りにすごい人がたくさんいてマイナス思考になることが多かったけど、グランプリを受賞することができて成長することができました」と胸を張った。

将来はアナウンサーを目指しているといい、「ミス日本グランプリは採用試験で武器になる」と問われるも「そうですけど…。古典文学が好きなので古典文学を推したいです」とぶれなかった。今後はミス日本グランプリとして、さまざまな社会活動を行っていく予定。「地方には財政難になっている神社仏閣がたくさんある。そういう所にもいって盛り上げていきたい」と貫いた。

「準ミス日本」は東海林杏朱さん(17)、「ミス着物」は寺嶋琴さん(20)、「ミス日本 海の日」は稲川夏希さん(21)、「ミス日本 みどりの大使」は上村さや香さん(24)、「ミス日本 水の天使」は竹田聖彩さん(20)が輝いた。

グランプリに吉岡恵麻さん ミス日本2023ファイナリストが着物姿など披露/写真特集1>>

「ミス着物」に寺嶋琴さん ミス日本2023ファイナリストが華やかな姿で登場/写真特集2>>