フジテレビ堤礼実アナウンサー(29)と海老原優香アナウンサー(28)が、4月から同局夜の報道番組「FNN Live News α」(月~木曜午後11時40分、金曜深夜0時10分)のメインキャスター(MC)に就任することが3日、分かった。

現在、産休により昨年末に卒業した三田友梨佳アナ(35)の後任は小澤陽子アナ(31)と内田嶺衣奈アナ(33)が務めてきたが、4月からは月~木曜日を堤アナ、金曜日を海老原優香アナが担当することが決定。ともに報道番組のメインキャスターは初(代行は除く)。海老原アナは水曜日と木曜日のスポーツコーナーも担当する。

堤アナは情報番組やスポーツ番組を中心に活躍。「20代最後の年に新たな挑戦の機会を頂き、身の引き締まる思いです。人々が持つ希望や、抱える痛みに寄り添いながら、1日の終わりにホッと一息ついていただけるような温かい番組にしていけるよう努めてまいります」と意気込んだ。

また、現在、水・木曜日のキャスターとして同番組に出演している海老原アナは、MCに就任したことについて「日々言葉に責任を持つこと、常に心に寄り添い続けることを先輩方からしっかりと引き継ぎ、大切にしたいと思っています」と気持ちも新たに臨む。

堤アナは2016年4月に入社後、「めざましテレビ」のエンタメキャスターや「馬好王国~UmazuKingdom~」のMCアシスタントなどを務めたあと、2019年から「みんなのKEIBA」のMCを担当。現在は「めざまし8」(月~水)の情報キャスターなどを務めている。

海老原アナは2017年4月に入社し、同年10月には情報番組「とくダネ!」にレギュラー出演、2018年にはアニメ『GO!GO!チャギントン』6代目チャギントンナビゲーターとして活躍。現在は『FNN Live News α』に水・木曜日のキャスターとして出演している。

番組の演出も大幅アップデートする。番組開始以来の核となるコンセプト「ビジネスパーソンのお休み前の明日へのヒント」は維持し、ロゴなどの番組デザインや音楽も一新。演出上のコンセプトとして“Dreamscape(幻想空間)”を掲げ、仕事などで疲れた1日の終わりに、ソファやベッドなどに入りながらリラックスした状態でも見ていただけるような心地の良い時間をお届けする。

グラフィックは平昌五輪壮行会などさまざまな大舞台を彩るCGを制作してきたクリエーター集団「CRYPTOMERIA(WEBLIFE Inc.)」、音楽は藤井風の「きらり」やさまざまなヒット楽曲をプロデュースし「映画 えんとつ町のプペル」で第49回アニー賞最優秀音楽賞にもノミネートされた「Yaffle」が引き続き担当。また、解説陣もパワーアップしビジネスパーソンの「インテリジェンスジャーニー」へのニーズに的確に応える。