NHK放送センター（東京）アナウンス室から大阪放送局に4月1日付で着任する高瀬耕造アナウンサー（47）が、31日放送の「ニュースきん5時」（金曜午後5時）に、2月末で退局した武田真一アナの後任として初登場した。

冒頭、スタジオの石橋亜紗アナから「新たな門出の春、ということでちょっと気が早いんですが、新年度から『きん5時』を伝えるあの人が、中継に出ています」と紹介されると、高瀬アナが中継先の東大阪市文化創造館から登場。「こんにちは、アナウンサーの高瀬耕造です。昨日『ゆう5時』の最終回を終えたばかりなのにですね、もう『きん5時』に登場しております。そうなんです。この4月から『ニュースきん5時』のキャスターを石橋さんと務めます。どうぞよろしくお願い致します」とあいさつした。

同番組は大阪放送局制作。スポーツ中継などがあったため、武田アナの最終回となった今月10日以来の放送だった。

高瀬アナは兵庫県加古川市出身で「NHKニュース7」のキャスターを担当するなど東京アナウンス室に15年間在籍。「おはよう日本」（午前7時）担当時はエンディングで後続のNHK連続テレビ小説についてコメントする「朝ドラ送り」でも話題となった。