デビュー11年目の演歌歌手福田こうへい(46)が12日、14作目となる新曲「天空の城」を発売し、都内で、意気込みを語った。
新曲を最初に聞いた時、同じく民謡出身の歌手三橋美智也さんの「古城」を思い出したという。「民謡から演歌に転身して、また新たな1歩となる曲かなと思っています」。
この日は「天空の城」にちなみ、高層ビルの58階でで取材に応じた。福田は「すごい高い場所にいますが、お城に例えると、私は上にいるより石垣にいた方が、落ち着くタイプです。歌の方は、いろいろな方に全国各地の、雲の上に立つお城のイメージですかと言われるんですけど、自分とすれば、どこのお城とは決めていません。それよりは、お城のどっしりとした石垣のように、自分も演歌歌手として地に足をつけた状態でこの歌を歌い上げていきたいなと思っています」と抱負を語った。
福田は高音が特徴であることも含めて、楽曲としては一般のファンが歌唱するには難解な曲も多かったが、今回は、演歌というよりは、歌謡曲に近いという。「コブシを殺してというか、歌謡曲調のような感じにも聞こえますし、覚えて歌っていただける方には歌いやすいのかな、と思っています。今まではど演歌というか、演歌調に歌ったものが多かったので。演歌が好きで、カラオケで歌ってくださる方からは、福田さんの歌はキーは高いし、歌い方が難しいという声もずっと聞こえていましたので、今回の歌は覚えて歌いやすい歌かなというふうに思います」。
演歌歌手として11年目に入り、演歌界を背負っていく自覚も強くなってきた。「だんだんとベテランの方々も引退したとか、亡くなってしまった方も多くなってきましたので、そういった方々の代わりと言ったら変なんですけど、昭和の演歌を、平成、令和と歌い継ぐ1人になっていきたいと思います。昭和の歌い方、あの味を出せるようになって初めて演歌歌手というのはすごく重宝されるのかなと思います」。



