米歌手テイラー・スウィフト(33)が、昨年11月に経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングとの大型スポンサー契約を断っていたことが明らかになった。

FTXトレーディングを巡っては、投資家らが広告塔となっていたNFLの元スーパースター選手トム・ブレイディ氏や女子プロテニスの大坂なおみら11名の著名人を相手取って「詐欺に加担させた」として集団訴訟を起こしている。

複数の米メディアによると、FTXは昨年、1億ドルを提示してスポンサー契約を持ちかけたが、スウィフトは「未登録証券ではないか」と疑念を持ち、最終的に契約書にサインしなかったという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)