Snow Man目黒蓮(26)が10日、都内で行われた、「第31回橋田賞授賞式」に出席し、「橋田賞新人賞」を受賞した。

昨年10月期のフジテレビ系連続ドラマ「silent」で聴覚障害者という高い表現力が求められる役を演じきったこと、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」での好演が評価された。「『舞いあがれ!』では本当にたくさんの初めての経験をさせて頂きました。『silent』はみなさんの心を動かすことができた作品だったと思います。僕自身も心を動かされた1人でした」と振り返った。

また「silent」については「セリフを覚えるだけじゃなくて、自分の手話、相手の手話を覚えたり、いっぱいいっぱいだったけど、そうやって作り上げた作品で『感動したよ』とか『影響受けました』と言って頂いたり、今日のように賞を頂けて頑張ってきてよかったなと思います」と思いが強く、「今日もまた1つ人生の経験を増やすことができて本当にうれしいです」としみじみと語った。

YouTubeで生配信された授賞式。あいさつ後に司会の安住紳一郎アナウンサーから「ファンに向けて一言」と振られると「(授賞式を)最後まで見てね」とてれながら呼びかけ、報道陣の笑いを誘った。

「橋田賞」は放送文化の向上に貢献した番組、スタッフ、俳優に贈られる賞で、主催の橋田文化財団は21年に95歳で亡くなった脚本家の橋田壽賀子さんが理事長を務めていた。