女優芳根京子主演の日本テレビ系4月期ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(水曜午後10時)の第8話が5月31日、放送され、世帯平均視聴率4・3%(関東地区、速報値)だったことが6月1日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は2・3%だった。

なお、第1話は世帯平均6・0%、個人3・3%、第2話は世帯平均4・5%、個人2・4%、第3話は世帯平均4・3%、個人2・5%、第4話は世帯平均3・4%、個人1・9%、第5話は世帯平均4・2%、個人2・3%、第6話は世帯平均3・7%、個人1・9%、第7話は世帯平均3・7%、個人2・2と推移している。

芳根演じる飲料メーカーの新米社員が、ジャニーズWEST重岡大毅演じるエリート上司とタッグを組んでライバル企業と“知的財産バトル”を繰り広げるオフィスエンターテインメントドラマ。同名小説原作で、脚本は「半沢直樹」や「下町ロケット」などで知られる丑尾健太郎氏が手がける。

第8話では今宮食品との通称「009特許」を巡る争いが決着し、安心したのもつかの間。今宮食品から「009特許」を買い取った「総合発明企画」から、特許権侵害の訴訟に関する連絡が届き、代表の芹沢(鶴見辰吾)が月夜野に乗り込んできた。大事な「カメレオンティー」の発売を前に、穏便な問題解決を願う月夜野サイドに、芹沢は1億円の和解金の支払いを要求する。

和解金の支払いの猶予は1週間。そんな中、開発部長の高梨(常盤貴子)が、かつて、特許を食い物にする“パテントトロール”の「太陽新社」に所属していたことを知った亜季(芳根京子)は、衝撃を隠せない。芹沢が提示した1億円には、特許権侵害の賠償金だけでなく、高梨の過去に関する口止め料が含まれていたのだ。

月夜野と高梨を守るためには、和解金を支払うか、「009特許」に特許性がないと証明するしかない。亜季と北脇(重岡大毅)は特許の無効化のために必要な論文を手に入れようとするが、そう簡単に見つからない。一方、芹沢は、高梨に急接近し…!