モーニング娘。やAKB48らを育て、がんのため61歳で亡くなった振付師でダンサーの夏まゆみさんのお別れ会「夏まゆみ 魂に出会う会」が28日、都内で行われ、元モーニング娘。の飯田圭織(42)保田圭(42)矢口真里(40)が号泣しながら恩師を追悼した。
飯田は夏さんの言葉を振り返り「『個性もバラバラで、意志が強くて、身長もバラバラで、まとまりのない君たちをまとめ上げるのはとっても大変。世界中探しても、私しかおらへんで』とおっしゃってくださって」と声を震わせた。そして「こんな大変な私たちをいつも愛情込めてご指導いただき、愛してくださり、そしてたくさんの作品を作り出し、たくさんの皆さんに感激していただけたこと。私たちで作り上げたあの時間を一生忘れません」と語った。
保田はグループ卒業後、ソロとなって初めて夏さんから直筆の手紙をもらったことを明かし「『保田』と呼んでいた私のことを、『圭ちゃん』と書いてくれていて、ステージを見たお褒めの言葉が書いてありました」。また「普段厳しい先生からお褒めの言葉をいただくことはなかったけれど、本当にうれしくて、手紙は宝物ボックスに閉まってあります」と涙を流した。
矢口もおえつしながら「夏先生、ハロー!プロジェクトが25周年を迎えました。見てくれていますか。大切な年はいつも一緒に過ごしてくれていたので、今年は勝手に会えると思ってワクワクしていました。もう一度お会いして、抱きしめて欲しいです」と呼びかけた。また「怖くて厳しい先生でした」と夏さんを食事に誘えなかったことを悔やみながら、「今思うと『夏先生』としてではなく、『育ての親の夏まゆみさん』として一緒にご飯に行ったりプライベートな話をしたかったです。こんな形で改めて伝えることになりましたが、15歳から芸能界に入って何もできなかった私たちにたくさんのことを教えてくださり、自分の時間を削ってまで私たちに愛情を注いでくださり、ありがとうございました」と感謝した。
夏さんは初期のモーニング娘。やAKB48などを中心に300組以上のアイドルを育てたダンスプロデューサー。93年に米ニューヨークのアポロシアターで日本人で初めてソロダンサーとして出演し、98年の冬季長野五輪オリンピック閉会式の振り付けも考案・指揮した。6月21日にがんのため死去した。



