女優宮崎美子(64)が6日、 豊かで魅力あふれる人生を送っている人を表彰する「第21回グッドエイジャー賞」を受賞、都内で授賞式に出席した。

宮崎は「いい感じで年を重ねてきましたねという、一区切りのご褒美と思っています。その調子で頑張れよという励ましだと思っています」と笑顔を見せた。

1980年(昭55)、熊本大4年になる春休みにミノルタカメラのCMに出演して、その笑顔で大ブレーク。同年10月にTBS系ポーラテレビ小説『元気です!』で女優デビューした。「まだ大学生で、たまたまCMに出ました。九州に住んでいて、この世界に入って長く40年以上も続けるとは思っていませんでした」と振り返った。

20年(令2)には芸能生活40周年記念のカレンダーで、61歳にして水着姿を披露して大ヒットした。「年齢を意識せずに、人に迷惑をかけなければ、何をやってもいいんです。“おばさん力”が身についてきた。同年代の人が私も見て『私も』と思ってくれれば。だんだん、お母さん役からお婆ちゃん役が増えてきていますが、どんどんチャレンジして今のお婆ちゃんを作っていければ」と話した。

今後についても「今までやってきた、やりたいことに、今後も挑戦していきたい。YouTubeを何年か前に始めた時に、好きなことをやっていいと言われてボルタリングを始めたらすごく楽しかった」。50周年、60周年の水着姿について聞かれると「いやいやいや、それはちょっと、控えさせていただきたいと(笑い)。でも、チャレンジですから、どうなるか分からないですよね」と笑顔を見せながら話した。

他に歌手さだまさし(71)と中村あゆみ(57)、シャトレーゼホールディングスの齊籐寛会長、江戸清の高橋伸昌会長、JESCOホールディングスの松本俊洋会長が受賞した。