歌手堀内孝雄(73)が17日、大阪フェスティバルホールでコンサートに出演した。前日(16日)にアリスのリーダーで盟友の谷村新司さんの訃報が伝えられたばかり。悲しみをこらえながら堀内は、故郷大阪のファンを前に熱唱を続けた。

昼夜2回のコンサート出演を終えた後、堀内は各社の取材に応じた。その中で谷村さんが3月に手術を受けて以降は、直接会うことはできなかったという。

「回復して戻ってくるのを待っていたんですけど、残念です。気丈な人で弱い面を見せるのが嫌いだったんですが、僕らには弱い部分も見せてほしかった。葬儀の時には、僕の思いをしたためたメッセージを棺の中に入れて、見送りました」と堀内は声を振り絞った。

MBSラジオ「ヤングタウン」では3人そろって収録に参加していたが、「あの番組で会えるのが楽しみでした。チンペイさんには『この先いつまで僕も歌えるか分からないけど、あなたに恥じない歌を歌っていきたい』と伝えたいです」と今の心情を打ち明けた。