9月末にNHKを定年退職した武内陶子アナウンサー(58)が25日、ニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー」(土曜午後1時)に出演。03年のNHK紅白歌合戦で起きたトラブルを振り返った。
武内アナは03年の紅白で総合司会を務めた。当時の思い出を聞かれると「生放送はいつもやってることなんですけど、あそこにはやはり魔物がすんでおり」と切り出した。
03年は、客席からボールを流して勝者を決める同局お笑い番組「爆笑オンエアバトル」の投票方法を採用し、「NHKホールの中にそれを張り巡らせて、お客さん全員が(ボールを)コロコロしたんです。リハまで全部うまくいってたんですけど。本番でシステムがぶっ壊れて」。また「生放送って何があるかわからないから面白いですよね」とおおらかに笑った。
本番の投票結果は明らかに異変を感じるもので「『1万6000対356』みたいな。あれ? これは違うなあ」と苦笑い。会場が大混乱の中「みんなが集まって来て、伸ばせ~!とか巻け~!とかやるんですけど。『ごめん、私の判断で行く!』みたいになった時に、直って」と土壇場でシステムが回復し、胸をなで下ろしたという。
紅白総合司会のプレッシャーはすさまじかったようで「4日くらい緊張が取れなかったです」と武内アナ。年始の旅行中に旅先で「ワーッと涙が出てきた」といい、「『頑張ったね』と家族が言ってくれたので、その言葉で。指の先からどわ~っと血が流れて、泣けて。緊張してたんだって分からなくて。初めての経験でした」と振り返った。



