アイナ・ジ・エンドが11日、都内で行われた第48回報知映画賞表彰式で新人賞を受賞した。この日は、受賞対象作となった映画初出演&主演作「キリエのうた」の岩井俊二監督(60)が祝福に駆けつけた。

アイナ・ジ・エンドは「キリエのうた」で、歌うことでしか声が出せない路上ミュージシャンのキリエこと路花と姉の希の一人二役を演じた。さらに、“楽器を持たないパンクバンド”BiSHが解散する6月まで活動を続ける合間に、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」含め劇中歌6曲も書き下ろした。岩井監督は、そうした製作の経緯を踏まえ「今、働き方改革問題で揺れる世の中で、ブラックなところを1人、駆け抜けて。うちの現場は労働基準法、守ってますけど、1人で、いろいろなお仕事をされて、大変でしたよね。寝る間もない中、倒れそうになりながら多分、頑張ったと思う」と、冗談を交えながら、ねぎらった。

アイナ・ジ・エンドは「岩井監督に見つけ、拾っていただいて初めて映画に出させていただきました。すごく、つたないものだったんですけど、自分の中からにじみ出てきたものを昇華させてくれたのは岩井監督」と、岩井監督に感謝。「広瀬すずさんと松村北斗さんのおかげで、お芝居が楽しいなと思えた。居場所が増えました。ありがとうございます。これからもお芝居、頑張ります」と、今後も演技の仕事を続けていく考えを示した。