元内閣官房参与で財務省OBの高橋洋一氏(69)が1日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜午前9時30分=関西ローカル)に出演。日本維新の会の今後を展望した。
自民、公明両党は、高校授業料無償化と社会保険料の負担軽減策に関して、日本維新の会との間で合意。これを受け、2025年度予算案に維新が賛成に回ることから、石破政権にとって懸案事項だった予算案の成立にめどが立つことになった。一方で、維新に対して「自公の補完勢力だ」との批判の声も上がっている。
高橋氏は財務官僚目線で、各党が訴える政策にかかるコストを図表で解説。維新が訴える高校授業料無償化にかかる費用は約2000億円で「非常にお安い。私は財務官僚だったから、思うに最初の予算で予備費というのが1兆円ある。これが積み過ぎ。予備費の範囲で収めようと思うと、どこを選ぶか。予備費でできるのが簡単」と語った。
さらに、維新が求めた社会保険料の負担軽減策についても「できなかったとなると、消費税増税の口実にもなる」とし、「財務省的にはありがたい」ときっぱり。「維新はお安くて、社会保障改革と、2個あめ玉を出してくれてる。はっきり言って毛針で釣られたようなもん」と酷評した。
共演の元内閣官房参与で京大大学院教授の藤井聡氏が、この合意でさまざまな政策が先送りになり、「次の選挙では、維新と自民と公明はほぼ負けることが確定したようなもの」と主張すると、高橋氏も「次の参議院選挙は楽しみでしょうね」とニヤリ。「ちなみに前原さんはね、死に神って言われてて」と前原氏を“死に神”呼ばわりし、「今まで行ったところ皆つぶしてますんでね。民主党、民進党、希望の党、教育無償(化を実現する)の会、4つつぶしてる。今度、5個目かな」と、参院選の行方に思いを巡らせていた。



