「ザ・ヤンチャーズ」の森山良子(77)南こうせつ(76)さだまさし(73)THE ALFEEが12日、東京国際フォーラムで「トリビュートライブ 加山雄三のすべて」を開催した。アンコールでは加山本人が登場するサプライズもあった。
22年でコンサート活動から引退し、今年で米寿と芸能活動65周年を迎えた加山を記念して、「加山雄三とヤンチャーズ」が15年ぶりに再結集。この日CDシングル「旅人の詩」をリリースし、6人で一夜限りのコンサートを行った。
トップバッターの“最年少”THE ALFEEは加山の名曲「蒼い星くず」「夜空の星」を自らのアレンジを加えて歌唱。続くさだは「今日は加山さん縛りのカラオケだと思ってください」と笑いを誘いつつ「ある日渚に」「君のために」を披露。「こんなにたくさんの方から料金をいただいて加山さんの歌を歌えるなんて幸せです」と喜んだ。
続く南は「恋は紅いバラ」など3曲、森山は「お嫁においで」「美しいヴィーナス」などを歌唱し、森山は「先輩加山雄三さんの歌をこうして歌わせていただくことに喜びに満ちています。歌っていると楽しい曲ばかりで、大好きな曲ばかり」と語った。
「旅人の詩」ではさだは「加山さんの自宅から見つかった60年代のオープンリールの中に発表していない曲がたくさんあって、その中からフォークソングの元祖としてリスペクトしている『旅人よ』のアンサーソングを作りたかった」と制作のきっかけを語り、6人で歌唱。大きな拍手を浴びた。
5000人の観客の前で「旅人よ」「海 その愛」など、加山さんの名曲24曲を歌唱。さだは「加山さんは憧れの存在ですばらしいミュージシャンですけど、あの方俳優さんですからね。あの人と大谷翔平ぐらいですよ、二刀流で戦える人は。その背中を追いかけてきたのが我々です」とあらためて加山への敬意を表した。
アンコールでさだは「ヤンチャーズというのは元々7人編成だった」と、23年に亡くなった谷村新司さんへの思いを語り始めた。「残念ながら先に旅立ちましたけど、彼の存在はすごく大きいです。加山さんと谷村さんの名曲といえば『サライ』ですかね」と観客とともに「サライ」を歌った。
最後は「君といつまでも」を歌うと、加山本人がサプライズ登場。会場が総立ちになる中、「本当にありがとうございます。みんなのおかげでこんなに人生が幸せになった。この感謝を皆さんに伝えたい。ありがとう!」と感謝を語り、約3時間のコンサートを締めくくった。



