ジャーナリスト武田一顕氏の公式X(旧ツイッター)が24日までに新たに更新され、MBSテレビ(大阪府)が同局「よんチャンTV」で謝罪した内容をめぐり、武田氏の「本意ではなかった部分」を切り抜き動画として拡散されているとして、冷静な判断を求めた。
番組は22日の放送で、衆院選に向けた武田氏の見解として、自民・維新・参政を「強くてこわい日本」と分類づけたフリップを表示。これについて、23日の番組冒頭で、アナウンサーから「大変不適切で、しかも武田さんが意図するものとちょっとニュアンスが違っていました。『手ごわい日本』と武田さんは伝えたかったということです」と事情を説明した。番組出演した武田氏も「この『こわい』という言葉は国民にとって脅威となるという意味ではありません。周辺諸国、とりわけ軍備を拡大している中国やロシア、北朝鮮などから見て手ごわく、簡単にはあなどれない日本を志向しているという意味で用いた表現でした」と釈明した。河田直也アナウンサーは「選挙前の大変重要な時期に、わたしたちの放送を一部訂正させていただきたいと思いますし、ほんとうに不適切であったと考えています。選挙の関係者のみなさん、視聴者のみなさんにご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」と謝罪していた。
今回、武田氏のXでは、「スタッフです。冷静なご対応をお願いいたします」と前置きした上で「新たに出て来たように見える切り抜き動画は、まさに『本意ではなかった部分』の当日の映像です。武田の嘘つき呼ばわりが広がってきていますが、これは大阪で放送されたそのもので、新しいものでありません」と指摘。「この映像の編集やフリップのまとめ方が武田の本意ではないとして、MBSが謝罪と訂正をしました。繰り返しますが、まさに『本意ではなかった部分』です。再炎上必須との見出しでセンセーショナルにお書きになっていらっしゃる方もいますが、どうぞ冷静なご判断をお願いできればと思います」と呼びかけた。
その上で「また、テレビ映像の2次使用は法に触れる可能性がありますことをご配慮ください」と注意喚起した。
続く投稿では「皆様、たくさんのご意見ありがとうございます。本件についてはこれまでMBSによる訂正・謝罪およびリハック生配信にて詳しくお話ししております。ご理解いただけますと幸いです」と説明し「一時的にコメント欄を閉じさせていただきます」と報告した。
武田氏は元TBSで北京特派員や国会担当、報道局編集長などを務めフリーに転身。日中の政治に詳しく「よんチャンTV」では金曜レギュラーを務めている。
番組の表現をめぐっては自民党の松川るい大阪府連会長、日本維新の会の藤田文武共同代表、参政党の神谷宗幣代表らが苦言を呈していた。



