森田剛(47)が18日、東京・紀伊国屋ホールで翌19日に開幕する主演舞台「砂の女」合同取材会で、初共演の藤間爽子(31)を「腰が強い」と独特の言い回しで評し、絶賛した。
「砂の女」は、1962年(昭37)に発表され、翌年に第14回読売文学賞を受賞。20以上の言語に翻訳され、世界中で読み継がれる安部公房氏の不朽の名作が原作。64年には勅使河原宏監督によって映画化され、世界3大映画祭の1つ、カンヌ映画祭(フランス)で審査員特別賞、66年の第38回米アカデミー賞で監督賞、外国語映画賞(現国際長編映画賞)にノミネートされた。脚本・演出の山西竜矢氏(26)が、現代の舞台表現で再構築。果てしない砂丘に囲まれた、深い穴の底に閉ざされた家が舞台で、森田はそこに迷い込んだ教師の男・仁木順平、藤間は砂をかき続ける家主の女を演じた。
森田は、山西氏からオファーがあった時「以前から面識があり、やりたいと話があった時は、映画が好きなのでやるのかと。若い演出家で、しかも映画を撮っている方なので、興味を持って、ぜひと」と、映画を見ていたことを明かした。質疑応答に入り、互いの印象を聞かれると、森田は「しっかりもので、格好いい」と藤間を評した。そして「砂かきしているのもいい。腰が強い。体幹が尋常じゃない。見て下さい…腰は重いぞと。体も心もぶれない」と評し、取材陣を笑わせた。腰の強さを、どこで感じたか? と聞かれると「ずっと見ていて、見るからに強い、砂の中で生活していたんだなと。重心も低く、取っ組み合いのシーンもあり、負けるかな、という感じ」と藤間のパワーを強調した。
藤間は、21年2月に日本舞踊家・藤間紫さんの名跡を継ぎ、紫派藤間流家元の3代目藤間紫を襲名しており「日本舞踊もやっているので、足も太いし、腰が強いのかも知れない」と胸を張った。藤間の言葉を聞き、森田は「そのシーンはドキドキしてもらえる、すてきなシーンになっていると思う」と自信を見せた。



