韓国の人気音楽グループBTSは21日夜、ソウル中心部の光化門広場で復帰公演を開いた。兵役を終えたメンバー7人全員の「完全体」によるコンサート。ライトアップされた舞台で新曲やヒット曲を次々と披露した。リーダーのRMが英語で「戻ってきたよ」とあいさつすると、観客は大歓声で応じた。
多くのファンが集まるとの予測から、警察は周辺に多数の人員を配置し、厳戒態勢を敷いた。
公演は無料で、米動画配信大手ネットフリックスが全世界に生中継。BTSは20日、3年9カ月ぶりに新アルバム「ARIRANG(アリラン)」を発表し、7人による活動を再開した。公演は発表記念との位置付け。
公演場所は、朝鮮王朝の王宮「景福宮」などの文化財が集まる観光地。メンバーのSUGA(シュガ)はあいさつで「韓国で最も歴史的な場所である光化門で公演できて光栄だ」と語った。
一方、韓国では22年10月に繁華街・梨泰院で159人が亡くなる雑踏事故が発生しており、当局は安全確保に神経をとがらせている。周辺の地下鉄駅を閉鎖するなど、交通規制を実施。周辺のテロ警戒レベルも「注意」に引き上げた。
BTSは13年にデビューし、世界のKポップ人気をけん引してきた。メンバー7人は22年以降、韓国軍入隊や部隊配属に代わる勤務に当たってきたが、昨年までに全員が兵役義務を終えた。(共同)



