TBS系「『今夜復活!あらびき団』~真夏の最強パフォーマー決定戦SP~」(20日午後10時)の収録がこのほど都内で行われ、MCを務めるライト東野(東野幸治、58)とレフト藤井(藤井隆、54)が取材に応じた。

「あらびき団」は“あら削り”な一芸を持ったパフォーマーを紹介するネタ番組。約2年ぶりの復活となる。同局の前番組は「ザ・イロモネア」、日本テレビでは「ダブルインパクト」が放送される“お笑いの日”で、藤井は「熱中してご覧になった方が最後にたどり着いて、チルじゃないですけどリラックスしていただければうれしい」と話した。

収録で印象に残ったのは「一般社団法人スポーツ吹矢振興協会」だという。「本当に繰り返し見たいので、TVer(ティーバー)でもぜひご覧いただきたい」と言うと、東野も「確かに、中毒性ありました。不思議な時間でした」と同意。「ダブルインパクトとかイロモネアと、ネタかぶらないです」と自信を見せた。

全20組はスター候補だけでなく、ベテランが脇を固める。東野は「なぜかチョコプラが出てくれてね。やっぱオセロの四隅みたいな感じで、四隅ちゃんとしてほしいじゃないですか。今回もちゃんとした人で締めてるから、ありがたいなと思います」と熟練芸に感謝した。

07年から11年にレギュラー放送され、その後は不定期の特番として続いてきた。藤井は「番組が始まって来年で20年になるそうなので、本当に年を重ねたなと思うんですけども」としみじみ。東野は「衣装も当時のままやから、まだ入るってことはそんなに激太りもしてないし、激やせもしてない。ボディーチェックの意味もありますよね」と笑わせた。

収録されたネタのVTRを見るという形式を発案したのは東野で、藤井は「発明ですよね」とたたえる。東野は「レッドカーペットとかエンタの神様とか、各局のネタ番組に若手が出てて、もう誰も残ってなかったんです。おもしろい人はみんなフジテレビとか日テレとかNHKに行ってるからいなかったんですよ。どうしますってなって『ほんなら僕と藤井くんがお客さんも兼ねますから、客前でやらなくていいですよ』で始まったんですよ」と誕生の経緯を明かした。

レギュラー終了から15年たち、当時を知らない世代も“あらびき芸”に触れる機会となる。東野は「合う、合わないあると思いますけど、合う方には中毒性がある。怖がらずにひとくち飲んでみたら」とアピール。「家族みんなで見る番組じゃないんで。夜中に1人でこっそり見ていただいたりとか。つらいことがあった時に見てね。悩むのがアホらしくなる瞬間があると思う。ちょっとでも明日も頑張ろうみたいに思っていただいたらありがたい」と話した。【鎌田良美】