東貴博(42)安めぐみ(30)の結婚披露宴が8日、都内のホテル「ザ・プリンスパークタワー東京」で、約380人を招いて行われた。師匠の萩本欽一(71)が「父親」として弟子の東をサポート。笑いあり、涙ありの和やかな披露宴は3時間半にも及んだ。披露宴会場近くでは、野田佳彦首相らが出席したアフガニスタンの国際会議が開催された。数百人規模の厳戒警備態勢をスピーチのネタにする招待客もいた。

 宴の最後の花束贈呈式で、東は母親と師匠の欽ちゃんに「表彰状」を贈った。父親のコメディアン、東八郎さんが亡くなって24年。母親の苦労を知る東は、「お母さん」と言った瞬間に号泣した。安は「わざとだと思っていたけど、涙がこぼれて、この人本当だと思った」という。東は「最後に新郎がぐちゃぐちゃになりまして、大変恥ずかしい終わり方でした」と顔を赤くした。

 安へのぞっこんぶりも露呈した。第一声は「MAXきれいです」。お嫁さんにしたい女性NO・1にもなった安と結婚し、「嫁にしてみて良かったNO・1。評判通り以上。相当癒やされてますし」と、のろけっぱなしだった。テレビで安を見た母親も、交際を知らずに、「こんな人がお嫁に来てくれたらいいだろうな」と思っていたという。父親役の欽ちゃんも「あんなすてきなお嫁さんをもらって、東八郎さんもびっくりしていると思う」と絶賛していた。

 披露宴は約3時間半に及んだ。堀内孝雄、小堺一機の主賓あいさつに始まり、草野仁、ネプチューンらが祝辞を述べた。東の軽演劇の先輩にあたる伊東四朗、三宅裕司、小松政夫、ラサール石井、渡辺正行らをはじめ、南原清隆、相方の深沢邦之らお笑いタレント仲間、新婦の友人の蛯原友里、井上和香、ほしのあき、里田まいらが出席。芸能人約80人を含む約380人が2人の門出を祝った。