愛媛、広島両県の島々を舞台にした博覧会「瀬戸内しまのわ2014」のイベントとして、歌舞伎俳優市川海老蔵が7日、愛媛県今治市大三島町の大山祇(おおやまづみ)神社で上演し、観客約1700人を魅了した。瀬戸内海を舞台にした演目も披露。

 舞台に先立ち大三島の港では歓迎式が開かれ、力強い太鼓が響く中、海老蔵が船で登場。樹齢約2600年の神木がある神社での公演に「自分が舞台でどう感じるのか楽しみだ」と話した。式が終わると、近くの港町を練り歩き、子どもたちがサインをもらい大はしゃぎする場面もあった。