お笑いタレントの有吉弘行(40)が17日放送のテレビ朝日系「ロンドンハーツ」で、不仲だったタレント青木さやか(41)と7年の時を経てついに和解した。

 同番組では、「密室検証!もしもこんな2人を飲ませたら?」という企画を行い、芸能人同士の飲み会でのやり取りを放送。有吉の相手として登場したのが青木なのだが、実はこの2人にはある因縁がある。それは7年前、大ブレイク中の青木が自身の冠番組のロケで、ダチョウ倶楽部の上島竜兵率いる「竜兵会」の飲み会に参加したときのこと。青木は当時まだ再ブレイク前の有吉の発言に気分を害し、ロケ途中にも関わらず帰ってしまったのだ。2人は2010年3月の「ロンドンハーツ」で共演した際も過去の因縁について明かしていたが、そちらでは終始互いに歩み寄ることはなく、以降一度も顔を合わせることはなかったという。

 3年ぶりの対面。飲み会はぎこちない雰囲気だったが、20分経過したところで、ようやく青木が本題を切り出した。「私は有吉さんが苦手です」とおずおずと語り、飲み会が苦手で怖かったこと、男性の下ネタが苦手なことを説明。「一度しっかり謝りたい」と謝罪した。有吉は、「僕も青木さん苦手で怖いと思っていますよ」「情緒不安定な人は苦手」とぶっちゃける。ただ芸人としての青木の実力は認めているとも話した。

 その後、空気も和らぎ、仕事について真剣に語り合っていた2人だが、有吉が突然「オッパイ小さくなりました?」と尋ねたので、青木は「そういうので(過去の飲み会も)帰っちゃったんでしょうね」と不機嫌に。ただ有吉としては、青木の持ちネタ「どこ見てんのよ!」を引き出そうとしてのイジリだったらしい。「7年前も今日も一緒。僕があなたに要求しているのはただひとつの言葉」と青木の芸人としての姿勢に疑問を投げかけて、結局和解はスタジオに持ち越しとなった。

 そしてスタジオで有吉が再びネタ振りとして青木の胸元をジッと見つめるが、2人のタイミングが合わずグダグダに。それでも有吉は、「よかった、和解できた」と無理やりまとめ、一応和解という形にもっていった。