熊 ルメール騎手はうまかったなあ。

いまにし亭(以下い) 12日のエリザベス女王杯を勝ったブレイディヴェーグの騎乗だな。少し出負けしても焦らず、前を行く馬の能力を測った上での位置取り、進路選択を坂口正大元調教師が、宅配が休みだった13日付日刊スポーツ中央競馬面で高く評価している。

熊 エリ女の勝利で、今年のJRA・G1・5勝、同重賞15勝。145勝でリーディングトップ。

い 確かにルメールもすごいけど、南関にも匹敵する数字を残している騎手がいるよ。御神本訓史(大井)だ。

熊 南関リーディングは5位(132勝)だけど。

い 中身。南関重賞は10勝(JDDを含む)で、S1が5勝、Jpn1が1勝で計6勝。加えて盛岡のダービーグランプリ(M1)も勝っている(数字は13日現在)。

熊 御神本は去年も南関重賞10勝(他に笠松で1勝)。勝負強さが際立っているな。

い 今年、残る南関重賞は11(うちS1・2、G1・1、Jpn1・1)。去年の数字を上回る可能性は十分ある。11R東京シンデレラマイルトライアルは御神本騎乗のグランパラディーゾから。3連複(2)-(1)(10)(9)(4)(13)。

【今西和弘】