23、24日に札幌で行われたワールドオールスタージョッキーズを終えて船橋に帰ってきた本田正重騎手(37)は「全然緊張はしなかったですね。楽しかったです」。個人戦は6位だったが、チームの対抗戦は優勝した。エキストラ騎乗で念願のJRA初勝利を挙げた瞬間は「意外と『よっしゃー!』みたいなのはなかったですけど、うれしかったです。ホッとしたというのが大きいですかね」と振り返った。

札幌に向かう前に「どこかで勝てれば」と話していた。土日の2日間で14鞍に騎乗。「土曜日は下手に乗ったな、と思ったレースはなかったので、勝ちに対して焦りみたいなものはなかったですね」と日曜日の1Rを快勝した。その一方で「2日間であれだけですね、悔いが残るのは…」と話すのはワールドオールスタージョッキーズ第4戦。進路取りを迷い「安パイを選んじゃったんですけど、あれ内に行ってたら…」。外を選んだ結果は首+鼻差の3着。「あの1鞍のことしか頭に残っていない」と悔やむほどの惜敗だった。

世界の名手との戦いを経験して「自分に余裕が持てそうな気はします」。また札幌に行きたい気持ちも芽生えたという。【牛山基康】