日本時間25日深夜にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる世界最高賞金レース、サウジC(G1、ダート1800メートル、1着賞金約13億円)の枠順抽選会が現地22日に行われた。日本馬は今年、6頭が参戦する。なお、日本での馬券発売は行われない。

昨年のドバイターフ覇者パンサラッサ(牡6、矢作)は最内1番ゲートからの発走となった。矢作師は「外に速い馬がいるのでそのへんがどうかだけど、リカバリーの利くコースだし、ロスなく立ち回れると考えればいい枠だと思う。馬は順調にきているし、状態はいい」と話した。

◆他のサウジC出走日本馬のゲート番とコメント

3番ゲート・クラウンプライド(新谷師)最内や大外といった極端な枠はいやだった。本当はもうちょっと真ん中の方が良かったけど問題ない。馬に関しては輸送も慣れているし、状態はいいよ。

6番ゲート・ジュンライトボルト(友道師)真ん中で良かったんじゃないですか。内に速そうな馬がいるし、競馬しやすいと思う。あとはジョッキーに任せます。

9番ゲート・ヴァンドギャルド(藤原助手)枠はベストであってほしい。(初ダートで)キックバックもあるし、いいんじゃないかな。

12番ゲート・ジオグリフ(木村師)ダートが初めてですし、いきなりキックバックで嫌気が差すのが不安でしたので、この枠がいい方に出れば。昨年と馬場の質が異なりますが、この馬には合っているのかなと思います。

13番ゲート・カフェファラオ(鈴木助手)バックストレッチも長いですし(大外だけど)不利だとは思っていません。追い切りでモレイラ騎手に乗ってもらい、いい感触をつかんでもらいました。

また、日本馬2頭が出走する同日のレッドシーターフH(G3、芝3000メートル)の枠順も決定した。関係者コメントは以下の通り。

1番ゲート・シルヴァーソニック(池本助手)いい枠だと思います。外よりは内の方がいいと思っていました。位置取りに関しては特に考えていません。

8番ゲート・エヒト(森師)状態はいいですね。