U18杯W杯(5日開幕、沖縄)に出場する高校日本代表が、3日午前、糸満市内の平和祈念公園内にある「平和の礎」と「全学徒隊の碑」を訪問した。
選手たちは、沖縄県観光ボランティアガイド友の会の高嶺典子さん(76)と糸満市学生ガイドの伊敷妃菜さん(3年=糸満)のガイドに熱心に耳を傾け、平和の礎に献花。黙とうもささげ、心静かに平和に祈りをささげた。
主将の阿部葉太外野手(3年=横浜)は「これまであまり戦争について詳しく学ぶ機会がなかったんですが、今日、ガイドの方々の話を聞いて、どれだけ悲惨だったかをイメージできた。そういう方々がいて、今、自分たちが野球ができている。感謝をしたいと思いました」と話した。
平和の礎には、国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦などで亡くなられたすべての人々の氏名が刻まれている。5日から始まるU18ワールドカップは12カ国が参加。阿部は「最初は世界一を狙うという思いで沖縄に来たのですが、今日の機会を機に、野球だけでなく、海外の方々との交流も大事にしながら戦っていきたい」と、気持ちを新たに大会に臨む。

