本拠地開幕勝利で五分に戻す! 楽天塩見貴洋投手(26)が30日、今日31日に行われる西武戦(コボスタ宮城)に向けて前日練習を行った。最高気温18度。春の訪れを告げるようなぽかぽか陽気の中、左腕はじっくりと汗を流した。キャッチボールに短距離走といったメニューで、約1時間最終調整をした。「やれることはやったつもり。あとは僕の投球をするだけです」と自信をみなぎらせるように言った。

 開幕3戦で1勝2敗。負け越して本拠地仙台での開幕を迎える。これ以上負けるわけにはいかないとばかりに、準備は万全だ。「ナイターなんで、仙台で1人、ナイター練習してました。寂しかったです」と冗談を交えて話した。試合開始は午後6時。オープン戦では1度もナイターでの実戦登板がなく、体のリズムを夜型に慣れさせた。ブルペンで投げ込み、最後はマウンドで投球。「あの寒さで投げられたんで、大丈夫」と夜の寒さを体に染みこませた。

 今日31日は超満員のファンが詰めかけ、声援を送ってくれる予定だ。相手の西武は開幕3連勝中。勢いに乗っているが、塩見は昨年西武戦に3度先発し、2勝1敗と勝ち越している。「本当の開幕戦に近い雰囲気になる。気負わずにリラックスして投げたい」。前監督の星野シニアアドバイザーも来場予定。楽天を愛し、応援してくれる人たちの期待に応えるために一致団結して勝利をつかむ。【島根純】