日本ハム大谷翔平投手(20)が、今日6日の阪神戦で「リアル二刀流」として甲子園に立つ。5日の同戦が雨天中止になったことで、9連戦の初戦を託される。投球への負担を考慮され、打順は下位になる見込みだ。「(打席で)注意する点は特にないです。(マウンドの)流れでいければ。チームがいい流れなので、粘ってチャンスをつくれればいいです」。開幕7連勝中の「投」、3日広島戦で代打右前適時打を放った「打」の好調を体現する。
花巻東時代は1勝もできなかった甲子園だが、プロでは昨季、8回1安打無失点で白星をつかみ、球宴では162キロの最速記録をマークした。打席でも13年に同学年の藤浪から2安打を放っている。この日は雨のため、グラウンドに出ることはなかったが「(札幌ドームと違い)観客(席)とかぶって捕手が近く感じる。その辺のズレでおかしくならないようにしたい」と、イメージをふくらませた。
雨天中止の影響とはいえ、開幕投手を務めた大谷が、再びカードの頭に登板することになった。チームとしては一番安定する形。ブルペンで約40球を投げ終えると「(阪神は)中軸に長打があるいい打線。切れるところを切って、しっかりと初戦を取れればいいです」と、まずは投手として試合を支配する意気込みを語った。甲子園で「二刀流」出場するのは、12年センバツ以来。プロでも、確かな足跡を残す。【本間翼】



