来季は開幕から「ジョーカー」になる! ソフトバンク寺原隼人投手(32)が13日、今後も先発、中継ぎとポジションにこだわらない考えを明かした。今季は右膝手術のリハビリを乗り越え、5月から1軍に昇格。開幕7連勝を飾るなど8勝を記録し、完全復活を印象づけた。21試合で9度、中継ぎでも登板。ブルペン陣の負担軽減にも貢献した。

 「来年もこだわりはない。中継ぎでも、いいところが出せたし、感覚も良かった。経験できて良かった」

 リリーフで投げたことが先発マウンドにも好影響を与えた。選手層の厚いソフトバンクで、仕事場は選ばないつもりだ。

 秋季キャンプでは参加メンバーで最年長。股関節を鍛えるなど、体力面の強化に励んでいる。投球練習は行わず、来季の土台作りに努めるつもりだ。「いかに膝への衝撃を少なくするか。いい形で投げられるようにしたい。去年は膝の痛みをいかになくすかを考えていた」。リハビリ中だった昨年の秋季キャンプとは違い、今年はしっかりとトレーニングに打ち込めている。

 投手陣では和田の古巣復帰が決定。かつては一緒に自主トレを行った。「ライバルが1人増えるが、それは毎年のこと。競争に勝っていかないといけない。開幕を目指していく。最初からがんばっていきたい」。先発、中継ぎを問わず、1年間、フルで活躍することを誓った。【田口真一郎】