復帰2年目の広島黒田博樹投手(41)が15日、キャンプ地の宮崎・日南市に入った。昨年は2次キャンプの沖縄から合流し、日南は実に9年ぶり。「あまり変わってないですね。若い頃は練習がハードで走ってばっかり。投げ込みもしっかりしたし、沖縄より思い入れは強いですね」と懐かしんだ。天福球場で約80メートルの遠投を行った。

 11年ぶりの“再会”もある。安仁屋宗八臨時コーチは黒田が15勝を挙げた05年の投手コーチ。投げ込みを重視する方針は変わっていない。米国での調整を問われると「安仁屋さんがコーチだと聞いたので、200球くらいは投げているつもりでいました」と笑った。ジョークが物語るように体調は問題なし。すでに4度ブルペンに入り、最多で1日85球を投じた。

 「1試合1試合、最後のつもりで投げたい。そのための準備をしっかりして、1年ローテを守りたい」。天候次第では18日までの日南キャンプでブルペンに入る可能性も高い。41歳。男気(おとこぎ)右腕の1年が始まる。【池本泰尚】