ソフトバンクが見事な逆転勝ちを収めて連勝を決めた。

 1回に先制しながら一時は逆転を許した。しかし7回に柳田悠岐外野手(29)の適時打で1点を返すと、2死満塁から中村晃外野手(27)が右前への2点適時打で一気に逆転した。勝ち越し点となった2点目は二塁走者・今宮健太内野手(26)のヘッドスライディングもいったんはアウトの判定。リプレー検証の末にセーフとなり、ヤフオクドームが歓喜に包まれた。中村晃は「今まで聞いたことがない歓声で鳥肌が立った。(今宮)健太のスライディングに感謝です」と声を弾ませた。

 工藤公康監督(54)も勝利インタビューで「中村くんがいいところで打ってくれた。みなさんも横浜に来てください。来てくれれば必ず勝ちます」とファンにメッセージを送っていた。