ヤクルト雄平外野手が、パワーアップして開幕を迎える。

29日、神宮での自主トレ後に、オンライン会議システム「Zoom」で、流れる大粒の汗を拭きながら取材に応じた。メンバーがグループ分けされているため、普段は一緒に動くことのない投手陣の石川、近藤、小川らとともに練習しているという。東北(宮城)時代には最速151キロをマークした元左腕の雄平も、体から手が離れた状態でいかに力を発揮するかなど、目からウロコの考え方、練習法に取り組む。「ピッチングの話や、野手目線の話、トレーニングの話も、みんな理論があるので、いい時間になっています」。

開幕の日程は未定だが、家で過ごす時間も体幹トレーニングを行うなど徹底的に鍛えている。「体も落ちるどころか、レベルアップしている感じを自分の中で受けています」と体を追い込んでいる。