オリックス西村監督(60)は、12球団代表者会議で6月19日のプロ野球開幕が発表されたことについて、球団を通してコメントした。

「最初は無観客試合ということですが、日程が決まるということは、我々にとってはもちろんですが、ファンのみなさんにとっても、とてもいいことだと思います。『やっと始められる』、『やっとファンのみなさんに見てもらえるんだ』と、そういう気持ちですね。しかし完全に終息したわけではないので、油断せずに気を引き締めて、そこへ向けて準備していかなければいけないと思います」

2年連続での開幕投手を務めることが有力となっている山岡泰輔投手(24)は「開幕の日程が決まったということで、自分たちはそこに向けてしっかりと調整していくだけですね。練習試合の日程も決まりましたし、しっかりと逆算して開幕に合わせていきたいと思います。ファンのみなさんの声援が聞こえない状態でのスタートとなりますが、テレビや映像で喜んで頂けるようなピッチングを見せたいです。ファンのみなさんには、プロ野球が開幕するそのときを楽しみに待っていて欲しいと思います」とコメントした。

吉田正尚外野手(26)は「開幕が6月19日に決まったことは、僕たちもそうですが、プロ野球を楽しみにしてくれていたファンの方々にとっても、本当にうれしいことだと思います。6月2日から練習試合も始まるということですし、少ない時間の中でいかに自分の状態を上げていけるかが大事になってきます。実戦を重ねながら調整していきたいと思います」と、気合を入れた。