オリックス福田周平内野手(27)が、医療用マスク1万枚を出身地の大阪府阪南市に寄付した。球団が28日、発表した。マスクは阪南市を通じ、同市内の医療施設などに送られる。

福田は球団を通じ「ニュースなどで医療従事者のみなさんが最前線で奮闘されている状況を目の当たりにし、今、自分にできることは何かと考え、ぼくのふるさと、阪南の町に医療用マスク1万枚を寄付することを決めました。少しでも医療現場で役立てていただければうれしいです。早く新型コロナウイルス感染症が収束し、ファンのみなさんと一緒に野球を楽しめる日常が戻ることを願っています」と、寄付を決めた理由を明らかにした。

オリックスでは敦賀気比(福井)出身の山田、吉田正、山崎颯が、同校所在地の福井県敦賀市にサージカルマスクを贈るなど、選手たちが医療従事者への感謝を伝えている。