日本ハムの背番号「15」は74年以降、11人の選手たちによって受け継がれてきた。杉田久雄(74年~)が4年間背負い、後を継いだ工藤幹夫(79年~)は82年に20勝を挙げ最多勝、最高勝率、ベストナインを獲得。球団最後の20勝投手だ。

その後は武田一浩(88年~)、日本ハム一筋で19年プレーし、現在は球団で査定担当を務める五十嵐信一(92年~)が継いだ。97年からのウィルソンは左の長距離砲として、2度の本塁打王とベストナインに輝くなど、東京時代の強力ビッグバン打線を支えた。DTクローマー(02年~)横山道哉(04年~)ジョーンズ(07年~)榊原諒(09年~)と渡り、14年からのメンドーサは先発ローテーションの一角としてチームを支えた。18年からは上沢直之が受け継いだ。今季プロ10年目を迎えた右腕は投手陣のリーダー役として期待がかかる。