3位楽天が2位オリックスに競り勝ち、1・5ゲーム差に詰め寄った。

1回に島内が先制打。3回に先発則本昂が紅林に同点ソロを浴びるも、4回に茂木が勝ち越し犠飛。5回に島内のこの日2本目の適時打などでリードを3点に広げた。則本昂は8回に杉本に2ランを浴び降板も、今季最多127球で3失点とリードは守った。

9回は宋家豪が1死三塁のピンチを招くもしのぎきった。この日敗れた首位ロッテとは4ゲーム差。

以下、石井一久GM兼監督(48)一問一答

-最後守りきった

石井監督 選手、僕も含めてみんなでヒヤヒヤな部分もありましたけど、宮城くんを最初に攻略、苦しめたというか、みんなが一生懸命やってくれたアプローチの中でああいう点数がとれたのは、逆に言えば後半ヒヤヒヤしましたけど、最後勝つことができたので、追い上げられたというよりは、宮城くんから、得点を追い上げられても大丈夫な展開にできたと思います。

-試合の分かれ目は

石井監督 ノリ(則本昂)が安定して、最初はメカニックと気持ちがちょっと出過ぎていた部分があって少し不安定な立ち上がりでしたけど、途中からうまく切り替えてくれて、試合の中でアジャストしてくれた。今日は分かれ目がなく、終始しびれていました。

-19年に右肘手術もあったが、3年ぶり2桁勝利

石井監督 僕もうれしいです。こうやって彼が楽天で柱としていてくれることがいいと思って契約に臨んだので、そういう意味では僕としてもすごくうれしいですし、そうやって長く柱として、これからも君臨してほしいなと思います。

-10勝できた理由は

石井監督 基本的に10勝できるピッチャーに10勝できて称賛する言葉はないんですけど、基本的にはやっぱりもっと高みを目指せるピッチャーなので、あんまり10勝でおめでとう、とは思わないです。やって当たり前なので。

-島内が2本の適時打

石井監督 本当に浅村も含めて中軸に、今は泥臭く1点をとって、それを山崎、大地がメークして、その後はお願いします、ということなので、今日もお願いされました、と打ってくれたのでよかったです。

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