広島の野手主将、野間峻祥外野手(29)が宮崎・日南の1軍キャンプの全体練習に本格合流した。

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球団独自の判断で、上本、大盛とともに新型コロナ陽性者との濃厚接触疑いとなり、広島で個別練習を続けていた。PCR検査で数回の陰性判定を受け、前日5日にキャンプ地入りした。「若い選手も多いので、声を掛けながら活気ある、いい雰囲気づくりを心がけてやりたい」。チームメートと再会し、先頭に立って引っ張る決意を新たにした。

広島での居残り練習は時間も強度も限られた。「技術練習はあまりできていなかったので難しいところがあるけれど、来たからにはやらないといけない」。合流初日から早出特守に参加し、シートノックや打撃練習とフルメニューを消化。全体練習後には自ら特打に臨んだ。29歳の主将は自身のレギュラー取りへのアピールも忘れない。