オリックス頓宮裕真捕手(26)が27日、大阪・舞洲の球団施設で1600万円アップの3500万円で契約更改した。

今季は81試合に出場し打率2割2分6厘、初の2ケタとなる11本塁打、34打点。8月31日の楽天戦(楽天生命)では、初の2打席連続本塁打も放ち、持ち味の長打力を発揮した。捕手としての先発は22試合にとどまったが、打力を買われて一塁で35試合、指名打者でも10試合に先発した。頓宮は「目標だった2ケタ本塁打を達成できた」と喜び、新たな目標として「(本塁打を)20、30本打てるように頑張りたい」とさらなるレベルアップへ意欲をみせた。

来年1月は母校の亜大で、ソフトバンクから巨人に移籍した松田らと自主トレを行う予定。西武からFAで森、日本ハムからトレードで石川が加入し捕手争いは激しさを増すが「(試合に)出れればどこでもいいが、捕手をしたいと言ったのは僕なので。キャンプは捕手から始めたい」と、ライバルとガチンコ勝負するつもりだ。(金額は推定)

【関連記事】オリックスニュース一覧