阪神岡田彰布監督(65)が、高卒ルーキーにも来季1軍チャンスはあると明言した。「今は高校、大学、社会人関係なしで、力があったらなあ。オレが2軍監督の時も(高卒は)最低3年間は2軍で鍛えなあかんと思っていたけど。もう鍛えたあとの体つきしとんな」と話した。12日の新入団会見では4人の高卒ルーキーと初対面。ドラフト3位井坪、同5位の戸井の野手2人、同2位門別、同4位茨木の投手2人の体格を見て驚いていた。

オリックス監督2年目だった11年、前橋商からドラフト1位で入団した外野手の駿太(後藤=現中日)をキャンプ中に大抜てきした。「駿太がえらいいい打撃をしてる言うて2軍見に行って。1軍に上げたんや」。当時は1、2軍とも沖縄・宮古島でキャンプを行い、5日に2軍を初視察。自身の目で見て昇格を決めた。駿太はしぶとく生き残り、高卒外野手として59年張本勲(東映)以来の開幕スタメン出場をつかんだ。

来季から阪神も1、2軍が沖縄でキャンプを行う。2月11、12日には1、2軍合同の紅白戦も予定で、4チームに分けて12回で2試合を行う。高卒新人の出番もありそうだ。岡田監督は、今の阪神には高卒のレギュラーがいないと常々嘆いている。特に野手の2人は補強ポイントの右打者となる。「それは、力があればよ」と話す岡田監督の目にとまれば、一気に開幕1軍も夢ではない。【石橋隆雄】

 

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