ともに大暴れの1年に!。今季先発ローテへの返り咲きを期す阪神秋山拓巳投手(31)が13日、京都府内で自主トレを公開した。

アスレチックスと契約合意した藤浪が、昨季通算1000奪三振を達成した際の記念Tシャツで登場。「タイミング合わせました(笑い)」。同じ高卒右腕の後輩へ、秋山なりの祝福だ。

「環境の変化とか、器用な子じゃないので大変だと思うけど、僕らチームのみんなも楽しみにしてる。大谷くんと同じ地区やし、朝の楽しみができました」

2人では普段「競馬の話しかしない」という。海を渡る大器に「これから僕が(競馬の)情報を送らないといけない」と笑顔で言った。「入団してすぐ活躍して、そこから苦しんでたし僕も苦しんでたつもり。超スターなんで苦しみは僕の比じゃないと思うけど、挑戦できるチャンスが今、あると思う。本当に素直に応援したい」。

昨季1勝に終わった自身も勝負の1年になる。オリックス平野佳らと行う合同自主トレは今年で9年目。午前10時から始動し約4時間、体を動かした。昨季苦しんだ右膝のコンディション不良対策として「尻トレ」を導入中。「(膝以外の)他が動けば膝の負担も減ってくる」。練習前、約1時間のエクササイズでお尻の柔軟性などを高めているという。

「ローテに入れれば勝てる。昨年投げていない人間が、と思われるかもしれないけど、最多勝争いに入れるように頑張りたい」。藤浪に負けじと、復活イヤーにしてみせる。【中野椋】

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