ソフトバンクの20年ドラフト1位井上朋也内野手が「春の嵐」を再現する。

2年目だった昨季は春季キャンプA組に抜てき。シート打撃や実戦で好結果を残し、野手MVPに選ばれた。オープン戦にも同行し打率2割7分3厘、1本塁打、6打点と奮闘。藤本監督を最後まで悩ませ「もう少し置いておきたかったけど、2軍でしっかり結果を出してね。その方が彼のためになる」と苦渋の決断で開幕2軍スタートとなっていた。

今年は「3年目は大事な年だと思う。栗原さんより絶対打つ、誰よりも打つという気持ちで頑張りたい」と目の色を変え、最激戦区の三塁レギュラー取りに挑む。「去年のキャンプ中はあまり、むだなことは考えなかった。考えすぎちゃうタイプなので。去年の自分を見習ってやっていけたら」。無我夢中だった昨年の春のように、一心不乱にアピールする。

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