オリックス中嶋聡監督(54)が動いた。5回途中に自らマウンドに行き、投手交代を告げ、野手陣に声をかけた。

この日の先発は、ドラフト1位の曽谷龍平投手(22)。初の先発マウンドとなったルーキーは、初回に味方の失策もあり1点を失うも、終始落ち着いた投球を見せていた。

0-2となった5回のマウンド。曽谷は先頭の吉川に左翼へ二塁打を浴びるも、続く丸を初球で一直。坂本に四球を与えた後、秋広を146キロ直球で空振り三振に仕留めて2アウトとした。ここで、中嶋監督がマウンドへ。自ら曽谷に交代を告げると、そのまま集まった野手陣に身ぶり手ぶりとともに言葉をかける姿があった。

その後、代わった2番手の比嘉が岡本を中飛に打ち取り無失点。指揮官が出向いた効果もあってか、ピンチを切り抜けた。

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