西武のルーキー青山美夏人投手(23)が13日のロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初先発する。

この日、エースの高橋光成投手(26)が特例2023で出場選手登録を抹消された。13日は当初、宮川哲投手(27)の先発が見込まれていたものの、高橋の抹消に伴って、先発ローテーションの再編が行われたものとみられる。

青山は横浜隼人(神奈川)、亜大を経て昨秋ドラフト4位で西武入り。守護神増田の出遅れから、3月31日のオリックスとの開幕戦(ベルーナドーム)では9回のマウンドで起用された。

その後もリリーフ登板が続き、ここまで28試合に登板し0勝0敗2セーブ1ホールド、防御率3・77をマークしている。現在は140キロ台中盤の直球にスプリットやカーブを交える投球で奮闘を続けている。ここまでは2回47球が最多。

昨年12月の新入団会見では「1軍の戦力に投げれるならどこでもいいのですが、大学時代から先発や完投にこだわってやってきたので、まずは先発に挑戦していきたいです」と思いを口にしていた。【金子真仁】