早大-明大は延長10回まで0-0も、11回に早大が一挙5点で勝ち点。通算100安打にあと「2」と迫る明大・宗山塁内野手(4年=広陵)は無安打だった。

明大は3回以外の毎回、走者を出しながらも再三のファインプレーで失点を許さず踏ん張った守備が11回に崩れた。田中武宏監督(63)は「1戦目と同じことをやっている」と肩を落とした。100本安打まであと2本で足踏みしている宗山については「今日もコーチが付ききりでチェックをしてきた」と明かした上で、「今までがうまくいきすぎた。彼も大学生ですから。もがいているな、という感じ」と思いやった。